愛と勇気と冒険を語る

1月の専門ショート講座 『紙芝居の実技を体得する』


どういうわけか苦手意識があって
紙芝居はあまり積極的に演じたことがなかったのですが、
おはなし会のバリエーションを広げる必要に迫られて受講しました。


講師は童心社会長の酒井京子氏
紙芝居 童心社のHP


まず、酒井氏による紙芝居の実演。
「おおきくおおきくおおきくなあれ」


これでぐっと心を掴まれました。
むちゃくちゃ盛り上がります。
大人だってこんなふうに絵本や紙芝居を読んでもらえたらわくわくする。
この楽しさを、子どもたちにもぜひ感じて欲しい。


最初の5分間に感じたことが、とても貴重だったと思います。
永久保存しておきたい。


その後は紙芝居の特性や演じ方、選び方、歴史、世界への広がりなど具体的な基礎知識を教えていただきました。
日本独自の文化だということも、再認識しました。
詳しくはいっしょに受講したtajimayanさまのブログにすっきりまとめられていましたので、ご参照ください(それは…手抜きではないのですか…)。
こちら


紙芝居はみんながいっしょに共感できるところに良さがある。
そこを軍国主義の国策に利用された歴史もある。


共生が失われ生きにくいと感じられる現代にこそ
ぜひ、子どもたちに紙芝居で共感の世界を味わってもらいたい
と酒井氏はおっしゃっていました。


そのためには演じる側の選ぶ目がとても大切になります。
まず、自分が好きなもの。
作品から出て行き、広がる効果があるもの。
そして愛と勇気と冒険を語るもの。


これって、わたしたち大人も語って欲しかったりするんじゃないですかね…。